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【オーダースーツ編】オーダースーツとは?オーダーとは言っても種類があります!

ブログ・2024年2月7日

今回はオーダースーツの基本的な事を書いていこうかと思います。

さて、表題にもある通りオーダースーツと言っても一括りに全てが同じオーダースーツでは無いんです。

まず注文服の中での最高のパーソナライズされた物をBespoke Suitと言い、馴染み深い言葉で言うとフルオーダーの注文服です。

お客様を採寸し身体の癖も含めてお客様のために型紙を起こし生地を裁断し手縫いで仕上げる「お客様だけの洋服」と言っても過言ではありません。

ですので非常に高価です。。本当に安くて30万円以上〜のスタートと言った所でしょうか。。。

その次に弊社でもお取り扱いさせて頂いておりますイージーオーダーです。

こちらはMTM(Made To Measure)と呼ばれる物です。

是非、業界人ぽく「このスーツはMTMだよ」と言ってみて下さい。笑

こちらは、基本的なデザインはある程度決まってはいるのですがお客様の体型、体格、身体の癖に合わせて原型となる型紙を補正する事が出来る注文服です。

お店により誤差はありますが大体12〜13万円スタートと言った感じでしょうか。

良い洋服の基本的な要件として重要とされるのが見た目の美しさはもちろん、着心地では無いでしょうか?

身体に合った洋服を着用しているとほぼシワは出ません。

それはちょうど洋服の中心に身体が包まれた状態で、洋服その物の重さも分散されて支えられているが故に実現出来る「軽さ」や

「乗っている感」なのです。逆に身体に合っていない洋服はどこかの生地がどこかの身体の癖により引っ張られていたりあまり過ぎている

からこそシワが出て着用感も損なってしまう訳なのです。

こちらは、怒肩や前肩、肩甲骨が発達している方によく見られるシワです。
自分の体の癖に合わないスーツを着用されるとこういった事になります。

こちらは体の癖に合わせ補正を入れると綺麗に体に沿った洋服が出来上がるわけです。

よく見かけるのが上記のシワの他に衿が浮いてしまっていたり肩先に凹みができてしまっていたりするのも体に合っていないと言うのが要因です。

「スーツは着ていて肩が凝る」「着ていて疲れる」はこういった類の物から出てくる言わば欠陥なのです。

こう言った物をMTMでは解消する事が出来ます。ビスポークと比較すると自由度は劣りますが、それでいても重要な着心地はほぼほぼ

カバーされる訳です。価格も訳1/2程度なのでコスパの面からでも非常に選択しやすい注文服では無いでしょうか。

弊社で取り扱いのPRESTAGE LINEはMTMをベースに衿、肩、袖辺りのスーツを構成する最も大事なパーツを手作業で行う物が

あるのですが、これはBespokeとMTMの良い所取り的な位置付けの商品になります。

こちらの違いは書けば色々あるのですが、もしお時間あれば下記に目を通して頂けると嬉しいです。

https://sartoriale-official.com/price/

次にパターンオーダーです。

こちらは限定的にトラッカージャケットのみ弊社でもお取り扱いさせて頂いているのですが、こちらは上記2つと比較すると更に自由度は制限されます。

基本的には「好きな生地でスーツが買える」と言ったイメージです。

こちらは着丈や袖丈と言った縦軸での長さの調整は可能なのですが、身体の癖や補正、ラペル幅やウエストの絞り、袖付け位置、袖幅等い関しては

対応できません。その分、価格も安価な物も多々ありお手軽に注文服を買えると言ったメリットもあります。

身体に癖が無い正体と呼ばれるお身体をお持ちの方にはすごく良いのかもしれません。

オーダースーツと言えど色々あるんだなってなお話でした。

オーダースーツご購入検討されている方はご参考にされてみて下さい。