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「仮縫い」とは、、、?

ブログ・2024年2月14日

仮縫いとは、まずお客様に生地を選んで頂き弊社ではモデルをご指定頂きます。

そして、ディティールを決めて頂きます。

その日はそれで一旦お帰り頂きます。

そこから約3〜4週間後に製品化される前の状態で納品され、その状態の物をお客様にフィッティング頂き、ありとあらゆる箇所を調整していきます。

バスト、ウエストのサイズ感、袖の太さ、釦の付け位地やなで肩なのか怒肩なのか、反身なのか屈身なのか、、

もう書ききれない程の項目を着用頂き、完成イメージをより具体化していきます。

通常、仮縫いを付けない場合「ゲージ服」を使って上記のような事を行なっていく訳なのですが

やはり製品化されているが故に、いざお選び頂いた生地とは素材が違ったり、色味が違ったりでイメージしづらいと言うのもありますし

ピンを打って擬似的に補正を入れて出来上がった状態を作るため、なかなかその辺りが難しかったりもします。

仮縫いの場合は、肩や袖を解いたりも出来ますのでより完成後の着用感がご実感頂け安かったりします。



あと顕著に出るのがパンツです。

お尻周りや尻下(裏もも)あたりのたるみ、尻グリ(丁度股の部分)の深さ等、綺麗なパンツにするためにはこの重要な要素がしっかりと

補正していけるとゆうのはすごくメリットが大きいです。

しかし、仮縫いは一度ご来店頂き、生地を決めてまた来て頂きと手間と納期がかかるのがデメリットでもあります、、、



がしかし、どうせなら良い物を作って長くご着用いただきたいので私はこちらを推しております。

そして一度ベースを決めてしまうと極端に体型が変わらない限り微調整のみで、2度目からはそこまで手間もかかりません。

何事も一発目の「型」が重要なんですね。

なかなか、仮縫いを経験する事も無いと思いますし、付ければ付けたでアップチャージがほとんどなので納期はかかってしまいますが

是非おすすめ致します。